猫に多い泌尿器の病気とそのケアについて考える

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万年家のシニア猫たちを改めて紹介しますと

  • ストルバイト結晶を取り除く手術経験があり、下部尿路疾患のケアとダイエットが課題のそら(12月で10歳♀)
  • 慢性腎不全と肥大型心筋症の治療中で、今はとにかく食べて栄養を付ける事が課題のおこわ(9歳を迎えた♀)
寒くなってきたにゃ・・・

2にゃんともに泌尿器に問題がありますが、おネコ様の泌尿器疾患問題はとても切実です。

おネコ様が泌尿器系の病気にかかりやすい理由

猫の祖先は、アフリカの砂漠地帯で暮らしていたリビアヤマネコです。

そのため、猫の体は乾燥した環境でも水分をむだなく利用できるしくみになっており、腎臓はオシッコを濃縮する機能に優れています。

猫のオシッコが濃くてクサイのはそのためです。

しかし、一方でこうした体のしくみであるがゆえに、猫は泌尿器系の病気にかかりやすい動物でもあります。

オシッコをできる限り濃縮するために猫の腎臓には常に負担がかかり、腎臓が疲れてくると【慢性腎臓病(腎不全)】など病気が表れます。

また、濃縮されることでオシッコの中に結晶や結石ができやすくなり、【尿石症】や【膀胱炎】などの【下部尿路疾患(F.L.U.T.D)】が起こりやすくなります。

https://www.kao.co.jp/cat-health/about/

花王 猫の泌尿器ケア研究会より引用

そういった理由からもおネコ様のおトイレは厳選して選んでます。

おトイレについては過去に記事を書いてますので良かったらチェックしてみてください。

おこわのおトイレ事情 おこわのおトイレ事情

特に寒くなってくると膀胱炎にかかりやすくなるので、ストルバイト結晶除去経験のあるそらのおしっこもいつも以上にチェックが必要。

おこわに関しては腎臓の状態の確認と、脱水して尿毒症を起こさない様に毎日尿量やおトイレ回数はしっかりチェックしてます。

排尿回数と尿量のチェック

健康なおネコ様の平均的な排尿回数はだいたい2~3回、尿量は体重1㎏につき5~25mlです。

  • 平均より少ない・・・下部尿路疾患(膀胱炎・尿石症・尿道炎など)、重度の腎機能低下・ストレスなどの疑い
  • 平均より多い ・・・慢性腎不全の疑い※回数が多く尿量が少ない場合膀胱炎の疑いあり

泌尿器疾患に関わる疑いの一部を記載してます。この他にも排尿異常には様々な病気が隠れている場合があります。

泌尿器の異常は緊急性がある場合があるので、おしっこの回数や量が異常な時は早急に動物病院へ相談する事をお勧めします。

お留守番が多いご家庭や多頭飼育のご家庭はおトイレチェックが大変だと思いますので、スマートトイレがおすすめです。

万年家はとりあえず1台使ってますが、尿量・回数・間隔などが記録され、体重も計ってくれて、アプリで体調管理が出来るのでとても便利です。

飲水量のチェック

そらは手酌でいただきます

おネコ様が1日に必要なお水の量は、体重1㎏につき40~50mlほどだそうです。

例えば3㎏のおネコ様なら150mlくらい。

極端に飲む量が多い場合は慢性腎不全などの病気が疑われますので、ずいぶんたくさん飲むな・・・と思ったら飲水量を測ってみる事をお勧めします。

飲水量の変化に気付いた時には既に病気が進行していることもあるので、出来れば日頃から飲水量をしっかり測って把握した方がいいと思います。

飲み水はたいがい1日に2回程度交換すると思うのですが、交換するまでの間に蒸発する水分量も計算に入れた方がいいそうです。

蒸発分を差し引いた飲水量の計りかた
  • 飲み水用の器を2つ用意する(全く同じ物を2つ)
  • 同じ量の水を測っててから入れる
  • 片方にざるなどをかぶせて猫ちゃんが飲まないようにしておく
  • 半日置いて、それぞれの水の量を測る
  • 最初に入れた水の量から、蓋をした方の水の残量を引くと蒸発した水の量がわかる
  • 最初に入れた水の量-蒸発した水の量-猫ちゃんが飲んで残った水の量=猫ちゃんの半日の飲水量
  • もう半日同じ様に計って1日分の飲水量を測定

昼と夜では飲水量も違うので必ず日中と夜間の2回行う事と、計測の際は水飲み場を1か所に限定して行うそうです。

他の水飲み場で飲んでしまうと計測出来ないので・・・

ひとりっこの猫ちゃんの場合はこれで飲水量はしっかり測れますが、兄弟姉妹などなどがいる場合は難しいですよね。

計測の際はその日だけお部屋を分けて・・・とか工夫が必要ですね。

新鮮なお水をたくさん飲んでもらいましょう

おネコ様はもともとあまりお水を飲まないと言いますが、必要な量はしっかり飲まないと泌尿器の病気などのリスクが。

万年家は、そらは下部尿路疾患の予防のため、おこわは慢性腎不全の進行を遅らせるため、どちらも新鮮なお水をたっぷり飲んでもらっています。

おネコ様は流れるというか動いているお水を飲むのが好きなので、循環させるタイプの自動給水器を設置するとたくさんお水を飲んでくれるおネコ様は多いです。

ポンプがワイヤレスなんですね。お手入れが楽そう。

最近は静音設計で静かなタイプが多くて助かります。

万年家は現在お留守番がほとんどないので自動給水器は使ってません。お水飲まないな・・・と感じる時だけ使います。

普段はちょっと高さのある飲み水用の器や小どんぶり(人間用に購入した物)などを使ってこまめに洗ってます。

程よく高さがあって傾斜にもなっているのでこぼしにくいので重宝してます。

おネコ様によって好みがあると思うので、色々試してみて一番おいしそうにお水をたくさん飲んでくれる器や給水器を探してあげて下さいね。

フードと同じで、飽きるおネコ様もいると思いますが、自動給水器を買い替えるのは経済的にキツい。

そんな時、万年家では飽きてしまった給水器をきれいに洗ってしっかり乾燥させてしまっておきます。

そして数か月または1年程経ってから、まるで今買ってきたかのように出して設置します。

そうすると新しい給水器だと思って喜んで使ってくれます😆😆😆良かったら試してみてください😏

まとめ

泌尿器に関わらず常におネコ様の体調は気になるところですが、特に泌尿器疾患にかかりやすいおネコ様たちの生活で万年家が常に気を付けている事をお話しさせて頂きました。

万年家は既に病気を発症しているおネコ様もいますが、

  • 排尿と尿量のチェック(多い・少ない)
  • 飲水量のチェック(多い・少ない)
  • 新鮮なお水がいつでもたくさん飲める環境作り
  • 日々の食欲・元気をチェック

を常に心がけて、毎日目視やカメラでストーキングしてます😆

見守りカメラを見ている時は時々目が合うので、視線を感じてるんですかね。。。

皆さんの大切なおネコ様たちが健康で元気で、長く長く一緒に過ごせるように、少しでもお役に立てたらと思います。

お読みいただき万年家一同感謝です💚

お水をおいしく頂いたおこわさん。ベロ長・・・

ありがとうございました🐈🐾

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