この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
2014年10月14日
天使が生まれました
生まれて半年たったころ、天使はあるひとりのにんげんのもとに舞い降りました
天使は【おこわ】と名付けられ、お母さんになったにんげんとその家族に愛されて幸せに暮らし
9歳の時にお母さんに見守られてお空に帰って行きました
おこわが家族になってからの思い出を書き留めていきたいと思います
お付き合いいただけると嬉しいです🥰
おネコ様をお迎えしたい万年課長
万年ファミリーは初代にゃん姫・ベルをお迎えしてからというもの完全に猫好きファミリー。
ベルが旅立ち、
翌年ベルの生まれ変わりだと思い込んで桃をお迎えし
お迎えして2週間ほどで桃が旅立ち、
翌年そらをお迎えし・・・
そらをお迎えして少し経った頃、私は会社の近くに引っ越して一人暮らしを始めました。
いずれはおネコ様をお迎えしたいと思っていたので、猫可の物件を選びました。
数か月後、おネコ様より先に人間のデカい男が住み着く😱😱😱
のちにおこわのお父さんとなるこの男ですが
おこわのお父さんになって1年経った頃に他のおうちで人間の子供を増やしてしまい
更にそのおうちに既にいた人間の子供のお父さんに任命されたらしく
(ちなみに以前別の女性と結婚していたころの子供も既に二人います)
この男には方々で種を植えて人間を増やすという大切な使命があるようなので、
人間の未来のためにそっちに集中して頂くことにしたのでした・・・
とはいえ、約1年は父親として一緒に暮らしていたので一応おこわの父親です・・・
話が飛びましたが・・・
のちのおこわのお父さんが転がり込んできてしばらくして、念願のおネコ様をお迎えしようという事になりました。
保護猫ちゃんお迎えの高い壁にぶつかる
万年家2代目にゃん姫、桃をお迎えしたとあるペットショップ・・・
あまり良い話を聞かない、全国展開の某ペットショップです。
桃の事はまた別の機会に書かせて頂こうと思っていますが、桃はこのペットショップからお迎えして2週間くらいでお空へ旅立ってしまいました。
その時に疑問が残った、ペットショップのシステム。
桃は初めから病気だったかもしれないという不信感。
調べれば調べるほど深いペットショップ運営の闇。
お外のおネコ様たちの運命や殺処分の事。
色々考えて、保護猫ちゃんのお迎えに乗り出しました。
日中は二人ともほぼ同じ時間帯に仕事で、休みも同じ(同じ職場だったので・・・)
そうなると、日曜祭日以外はほぼ日中お留守番になってしまうので、子猫ではなく成猫をお迎えしようと思いました。
保護団体の方に取り持って頂いて、預かりさんのお宅で大人の白猫ちゃんとお見合いさせて頂きました。
人馴れしたおとなしい子でとてもかわいかったのですが、お留守番の時間が長すぎるという事でお断りされてしまう・・・
その後も里親募集のサイトなどでお見合いを申し込んで会ってみたりしたのですが、
こちらは選り好みするつもりもなく、とにかく安心して暮らせるおうちが必要なおネコ様をお迎えしたいので、お見合いするたびに前向きに検討していたのですが、
- 日中お留守番になってしまう
- 同棲カップル(結婚していない)
この二つの理由から断られてしまうんですよね・・・
同棲カップルって、別れる時にどっちが引き取るかで揉めたり、どっちも引き取る意志がなくて保健所に連れて行ったりする飼い主がいたりするから断られてしまうって聞いたことがあったけど、ほんとに見事に断られます・・・
そんなこと絶対しないまともなカップルもたくさんいるんですがね、でもそれは会ってみてもわからないから仕方ない😔
結局、保護猫ちゃんのお迎えは断念。
大切にしたいと思う気持ちは届きませんでした。
セール価格にされていた子猫
途方に暮れていたある日。
こうなったら、某ペットショップで売れ残ってしまった命を期限が切れる前にひとりでもいいからお迎えしよう。
こんなのは自己満足と言われてしまう話ですが
保護猫ちゃんお迎えの壁を乗り越えられる気がしない私がその時思い浮かんだ、我が家におネコ様をお迎え出来て、更に不幸な子をひとりでも減らすための方法はそれだけでした。
このペットショップからお迎えする事自体が悪循環ではあるのですが、当時はまだまだ知識不足でそこまで考える事が出来ませんでした。
意を決して憎き某ペットショップのサイトを開く。
このペットショップの恐ろしいところは、動物の生体価格としてはありえないような価格を売れ残っている子につける。
要するに、気軽に命を買う事が出来てしまうので、命を迎え入れる事の重みや責任を考えずにお迎え出来てしまう。
そんな悲劇に見舞われてしまった子たちの中で、まん丸お目めでまん丸なお顔の天使が目に留まる。
スコティッシュフォールドの女の子。
生後6か月。だいたい3か月くらいの子はどんどん家族が決まるので、6か月では売れ残ってしまっている子になる。
スコティッシュフォールドの一番の特徴とチャームポイントは垂れ耳なので、売れ残ってしまう子は立ち耳が原因の場合が多いと聞いたことがあるけど、垂れ耳の子でした。
売れ残っている原因がわからないけど・・・ご縁がなかなかなかったのかな。
そんなことを思いながら、同居男と相談してお迎えするつもりで会わせてもらう事にしました。
確か埼玉の方の店舗にいて、こちらの店舗に連れてきてくれるという話だったのですが、なぜか藤沢の方の店舗に移動されていた。
私が契約の事などで手間取って前金を支払うのが遅く成ってしまい、その間にそっちの店舗で会いたがっているお客さんがいたらしい。
きっとこの子は何カ月もの間こうやって全国の店舗に連れまわされていたんだろうと思うと一刻も早くお迎えしてあげたかった。
ちなみに、先日おこわのワクチン接種証明書を見てびっくりしたのですが
初めは仙台の店舗にいたようです・・・
2015年4月9日・天使が舞い降りた日
仕事帰りに相方と大急ぎで店舗へ車を走らせる。
早速連れてきてもらい、まず相方が抱っこさせてもらう。
ねえ、この子をお迎えしようよ💘✨
目をキラキラさせながら私に訴えかける相方。
うん、だからもうお迎えほぼ確定で会わせてもらったんだけどさ、そうね。この子はうちの子になる運命だね。
うん、そうだね。すいません、この子を連れて帰ります
ここまで10分も経っていなかったと思います。
私の元に天使が舞い降りた瞬間でした。
もうこんな汚い狭いケージの中に閉じ込められる事も、
車にゆられてあちこち移動させられることもないからね。
これからは毎日美味しいご飯をたくさん食べて、
新鮮なお水をたくさん飲んで、
きれいなおトイレを使って、
ふかふかの寝床で毎日好きなだけ寝て、
好きなだけ遊んで、
そして好きなだけ私に甘えるんだよ。
今日からは私の娘になるんだから。
何一つ不自由はさせないように頑張るから、よろしくね。
そう心の中で話しかけながら、天使を抱き締めた。
ひとまず実家にそらのおさがりのキャリーをもらいに行った。
母(ばあや)と弟が大興奮で天使を愛でる😆
「ちっちゃ~~~~い!」
そう・・・生後6か月にしては小さいんです。
売れ残りの子と判断されてからはきっとあまりご飯をたくさんもらえてなかったのかも・・・と思った瞬間でした。
そして実家を後にし、ファーストフード店で夕飯を調達して自宅へ。
キャリーに入れようとしたけど、
私の着ていたパーカーの紐が気に入ったらしくあまりにも楽しそうに遊ぶのでそのまま抱っこして帰りました。
おこわと名付けられた天使
おネコ様をお迎えしたらどんな名前を付けようか・・・
桃の分まで元気で長生きして欲しかったので
桃を桃の花と考えて、寿命が長いお花の名前をと思っていた。
ちょっと調べたところだと、女の子の名前に出来そうなのは牡丹とか椿は寿命が長いけど
うーん・・・ちょっと古風すぎる?でもかわいいかな。
会社の仲間の家にいるおネコ様は【ぽんず】ちゃんという。
かわいいね。【ぽんず】ちゃん。ちなみにミドルネームは【こんぶ】で、合わせて【昆布ポン酢】らしい。
ミーハーな相方は、影響されて似たような響きの名前を必死に考えている。
キッチンのカウンターに向かってブツクサ呟いてるけど・・・何を参考にしてるんだろうか。
みりん・しょうゆ・さとう・ごま油・オリーブオイル
相方よ・・・調理でも始めるつもりかね・・・【ぽんず】に引っ張られ過ぎですよ!
ラー油・豆板醤・花椒・テンメンジャン
中華料理かよ!とツッコんだ時にふと浮かんだ
中華おこわ
おこわってなんかかわいいね!おこわにしようよ✨
またもや目をキラキラさせながら訴えかけてくる。
というか、もう勝手に心に決めてしまっている。
うーん・・・
お花の名前をあきらめきれないけど
なんかもう、ウルトラクイズで優勝した人くらいやり遂げた感出してくる・・・
まあでも、おこわってかわいいかも。
ミドルネームは【中華】か【きのこ】か【山菜】だね、そしたら。
私は山菜おこわが一番好きですよ。
という訳で、天使の名前は
おこわ
に決まったのでした。
ミドルネームは、呪文のように繰り返し3種類のおこわを発音してみた結果
【きのこ】が一番しっくりくるしかわいかったので、【きのこ】に決定しました。
今日から名前はおこわだよ。
おこわ、
私はマミーで、このでっかい人はパピーになったんだよ。
家族3人で仲良く幸せに暮らしていこう。
マミーは、何があっても絶対おこわを守っておこわの為に生きていくから。
リビングをピコピコ歩いて探検するおこわを眺めながら、今まで感じた事のないような幸福感と、
同時にこれからおこわが元気に健康に育ってくれるかどうか少しの不安を感じながら、夜は更けていきます。
まだ夜は肌寒い4月の初旬
私の腕を枕に眠る天使は【おこわ】と名付けられ、大切な大切な娘として迎えられました。
あとがき
この日から
小さな命は私の全てになりました。
おこわが私の娘になって幸せだったかは正直自信がありませんが
私の愛情は理解してくれていて、私を母親と認識してくれていたとは思っています。
いつも後をくっついて駆け寄ってくるおこわがもうそこにいない事が本当に寂しくて悲しくて辛いですが
思い出をこのブログにバックアップして、いつでもおこわを思い出して幸せな気分になれるようになったらいいなと思っています。
大切なペットちゃんが旅立ってしまって悲しい思いをしている方は私以外にもたくさんいらっしゃると思います。
皆さんが大切なペットちゃんの事を思い出して幸せな気持ちになれる日が来ますように・・・
お読みいただき万年家一同感謝です💚
ありがとうございました🐈🐾