にゃん姫たちのお城日記 
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大人っていうか・・・
中年になってから転んだ経験はありますか？
私は40を過ぎてから3度転びました。
ちょっと滑ったとかつまづいたとかそういうレベルじゃなくて、ガチで転びました。
子供のころとか、若いころとかは転んで病院に行こうなんて考えた事もないですよね。
でも中年の転倒はもう病院レベル。
何なら子供の頃の方が派手に転んでいるはずなのに、どうして中年になると病院レベルのケガになってしまうのか・・・
きっと、運動能力や瞬発力・筋力が落ちているから受け身がうまく取れないんだろうなあ・・・
40歳を過ぎて初めての転倒
自転車を後輩から借りて、年甲斐もなく楽しくなって通勤や買い物で乗り回していたある日。
仕事帰りの道を颯爽と自転車で走っていると、ノロノロと自転車で走っているオバサマが目の前に。
遅い・・・遅すぎる・・・抜かしてしまえ
少し車道に出てからオバサマの横を通り過ぎたその時だった。
歩道の段差と自転車のタイヤが平行になってしまい、
乗り上げようとする時にタイヤが平行ぎみになって滑りがちな段差・・・
私はオバサマの真横ですっ転んでしまった。
痛いより恥ずかしいこんな時🤣🤣🤣
「大丈夫ですか？」
イライラして抜かそうとしたオバサマに声をかけられる😂
これは最高に恥ずかしい・・・
今すぐエスパー伊東になってカバンの中に入りたい・・・
「だだだ、大丈夫です！スイマセン・・・（なぜか謝る）」
恥ずかしさに痛みを忘れ逃げるように自転車を押しながら走って自宅へ帰る。
自宅に着いた瞬間、膝が無くなったかと思うくらいの激痛😱
そして血まみれ。血だらけっていうか、血まみれ。だって走って帰ってきたからね。恥ずかしくて。
フーフー言いながらマキロンをドバドバ膝にかけていると、その当時の相方が帰宅して驚く。
自転車で転んだ事を説明すると、ありえない流血具合にドン引きしていた。
自転車で転んでそんなに血が出るのかと、離れた場所からおこわを抱っこして観察する相方。
相方よ。君の息子達が転ぶのとは訳が違うんですよ。私は40を過ぎた中年ですから。
転ぶと大惨事なんです。皮膚だってもう弱いしね。えぐれますよ。転んだら。
それにしても血がなかなか止まらんな・・・まあ、いっか。風呂入って酒飲んで寝よ。←いや、血出てんのに酒飲むな。
次の日会社で膝を見た後輩が、えぐれてるから病院に行って縫ってもらった方がいいと言うので病院に行く事に。
人生で初めて縫う事になるのかと思ってドキドキだったけど、何とか縫わずに済みました。
それからというもの、歩道の段差を通る時は絶対平行に走らないです。
ローダウンの車が踏切を通る時くらい切り返して段差とタイヤを交差させてから乗っかります。危ない危ない・・・
車道から歩道へ乗り上げる時はタイヤの角度に注意しましょう。
昨日も少年が同じ現象になっているのを目撃しましたよ。まあ、少年はすぐに体勢を持ち直しましたがね。
突然視界から消えた万年課長
いつものように残業を終え、若手男性社員二人と共にセキュリティをかけて施錠して会社を出ようとしていた万年課長。
裏口からセキュリティの機械までの植え込みの横にある通路を談笑しながら歩いていた。
若手男性社員二人に囲まれてウキウキだったんだろうな、このオバサン・・・
ピチピチメンズ二人のかっちょいいお顔が並んだ目の前の景色が、突然寒くなって枯れ始めたつつじの葉っぱに変わった。
若手男性社員二人サイドから見ると、ウキウキのオバサンが突然視界から消えた。
後とか横とか、メンズ二人の方を見ながら歩いていたため、通路の横にあるつつじの植え込みに片足を突っ込んだ。
そして体幹が驚くほど鍛えられていない万年課長の体はバランスを取れずに転がってしまったのだった・・・
万年課長さん！！！大丈夫？？？
万年課長と呼ばれているわけではないのであしからず・・・実際はフレンドリーな子たちなので名前で呼んでくださいます。
これはこれは恥ずかしき。
結構本気で心配してくれているような反応の二人。良い子たちなので、感覚的にはお母さんが目の前で転んだ感じ。
でもきっと笑いをこらえるのに必死だったはず。だって若干口角が上がっていた気がする。
痛いはずなのにそんなとこばっか気になるいい年して乙女な万年課長。
痛い！だいじょうぶ！痛い！😂
恥ずかしさのあまり、痛いしか言葉が出てこない。
植え込みのつつじをへし折って泣き笑いするオバサンに手を差し伸べてくれる優しいメンズ。
制服の土ぼこりまでペンペン払ってくれた。なんて優しい子たちなんだ😭
立ち上がって膝を確認。暗くてよくわからないけどタイツが破けてないからきっと擦り傷くらいかな。
それにしてもなかなか痛いな・・・まあ、いっか。イオンに買い物行こーっと。←いや、せめて傷を確認しろ。
そのままイオンで買い物。
足元がだいぶ寒い季節になってきたな・・・もう若くないからスカート(制服)は寒いぜ～
買い物を終えて車に乗った時に、何だか膝から下が濡れていることに気付く。
ん？？？ 寒くて冷えてるのかと思ってたけどなんか違うなこれ😐😐😐
恐る恐る膝を凝視すると、その液体は膝から出た大量の血だった
慌てて膝の部分のタイツを持ち上げてみると、自転車で転んだ時と同じくらいえぐれてるゥ😨
とりあえず今タイツ脱げないし帰ろ。80デニールタイツってすごいな。膝えぐれてるのにびくともしてないや。
自宅に帰り、エタノールしかない事に気付いて顔面蒼白。
でもやるしかねえ。
ラジオ体操の腰から上をぐるんと回す動きの時のように悶えながらエタノールを膝にスプレーする万年課長。
どうしてそんなに同じとこばかりケガをするんだろう。というか、どうして大人ななのにそんなに転ぶんだろう。
と言わんばかりにまたまた離れた場所からおこわを抱っこして見つめる相方。
相方よ。体幹が鍛えられていないんです。パチンコばっか行ってないで体幹鍛える道具でも買ってちょーだい。
それにしてもまたまた血がなかなか止まらんな・・・まあ、いっか。風呂入って酒飲んで寝よ。←だから飲むなって。
自転車の時と同じくらいのえぐれ具合ではありましたが、病院に行くのは面倒だし時間もなかなか取れなかったので市販の傷薬を塗って済ませました。
それからというもの、現場の植え込みを通る時は必ず足元をしっかり確認しながら昭和の泥棒のようゆっくり慎重に歩くようにしています。
靴底は時々チェックしましょう
これは本当に最近の事。
月１の通院と栄養指導の為休暇を取りました。
病院の提携駐車場が少ないので、原付で行くことに。
自宅前のスロープ状坂道をお気に入りのスニーカーでテクテクと下っていたその時。
スニーカーの靴底がツルツルだったらしく滑って転んだ。受験生の方ごめんなさい。
まさかそんな事が起ると思っていない私はあまりにも無防備に体重を足にかけていた為、ビックリするくらい思い切りよく転んだ。
え？？？ え？？？ 痛い・・・痛い・・・
注）そこには誰もいません
またもや膝。
ズボンをめくりあげて膝を見ると、ガッツリ擦り剝いている。ちょっと白くなってるけど血は出ていないのでひとまず原付が置いてある車庫へ。
原付に乗る前に念のためもう一度確認すると、あまりの流血に思わず二度見。
あれ？さっき血出てなかったのにおかしいな・・・まあ、いっか。時間ないから病院行こ。←これは仕方ない
でもさすがに恥ずかしいので途中のコンビニでマキロンと絆創膏を購入。すぐに消毒して貼ってから病院へ向かう。
病院まで10分かからないのですが・・・
病院に着いた頃にはすでに絆創膏はシャアのサザビーかフル・フロンタルのシナンジュくらい真っ赤に染まっている。
もう取り換えてる時間もないので病院の中へ。
擦り切れたズボンに血だらけの膝で病院の待合室に座っていますが、私がこれから受診するのは内科です。
先生には何とか気付かれずに診察を終え、外に出てから膝をチェック。もう血で貼りついているだけの絆創膏。
絆創膏を貼り換えて、ドラッグストアに行き予備の絆創膏を何種類か購入。
ものの5分で絆創膏はみるみる真っ赤に染まっていく。
止血しないとダメなのかな・・・まあ、いっか。ケンタにお昼ご飯買いに行こーっと。←いや、すぐ帰って止血しろ。
他人の目をあまり気にしない万年課長。
血の滲んだズボンのままケンタに行き家で待つばあやと二人分のお昼ご飯を購入し、更にはしごして食後のデザート用にアイス屋さんへ。
血まみれの膝で試食させてもらう。
これおいしーーー！これもお願いしま～～～す🥰（満面の笑み)
ウキウキで帰宅し、まずはマキロンをぶっかけて消毒する。
以前の相方とは色々あって今の家に引っ越す時に別々に暮らすことになりましたが、その後浮気して浮気相手を妊娠させた為もう別れています。
そんなわけで、今回はばあやがドン引きしている。
ただでさえ割とおっちょこちょいな万年課長。ばあやは自分がいなくなった後の万年課長が心配で仕方ないらしく、とても不安そうに膝を見つめていました。
あ、そうだ。
こないだCMで見た絆創膏買ったから使ってみよ。傷が早く治るって書いてあった。
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血が完全に止まってからの使用をおすすめします・・・
傷から出てくる体液を利用して傷を早く治すらしいのですが、血が出過ぎているとその作用が追い付かなくてパッドの中に血だまりが出来ていくだけでした・・・
丸一日血が出ていたので、ある程度血が出なくなるまで普通の絆創膏で押さえてから使ってみました。
シャワー浴びてもあまり水が入らないし、貼ってる間あんまり痛くない。
かゆくなってすぐ剥がしちゃったけど、それでも傷の治りが早い気がします。
転んでから５日程で、何も貼らずに放置。現在１０日程経ちましたが、かさぶたもだいぶ取れてきました。
それにしてもね
やっぱり年々傷の治りとか遅くなってきたなあ・・・と、老いを感じずにはいられない今日この頃です。
そして皆さん
靴底ツルツルは非常に危険です
時々チェックして、ツルツルになっていたらもう履くのはやめましょうね
番外編
この記事を書いていて思い出した事が。
今の会社に入社したのが30代だったんだけど、入社して1週間が過ぎた頃・・・
その頃は電車通勤で、乗り遅れそうになって走る事がわりと多かった。
その当時の自宅は、自宅を出てすぐに「８時だヨ！全員集合」の急な坂道に匹敵する急坂がある。
行きは下りです
もうおわかりですね
玄関から渾身の猛ダッシュ💨💨💨
坂に差しかかったその時、足がもつれて顔から転ぶ万年課長32歳（その当時は新入社員）
とっさになぜか弁当が心配になって確認する。弁当は無事でした。そして顔から転んだのになぜか顔面も無傷。
ちょっと痛いけどお弁当大丈夫だし・・・まあ、いっか。会社行こ。←この頃からすでにこんなです
立ち上がって歩こうとすると、左足が激痛で地面に着く事すら出来ない。
あら～～～捻挫したかな・・・こりゃ一回家帰らないとダメか
マジでちゃんと歩けないので、隣近所の塀伝いに自宅へ帰還し、元ラガーマンでラグビースクール指導員の父に相談。
すぐに巨大な救急箱を得意げに持ってきて応急処置を始めたが、あまりにも腫れているので折れたか靭帯切れたかどっちかではないかという事になって病院へ行くことに。
足首の骨に亀裂が入っていた。ようするにヒビです。
２０代の頃に一度、風呂場ですっ転んで足首にヒビが入ったことがあるのですが、その時の写真使ったのかと思うくらいほぼ同じ場所にヒビが入ってました。
一度骨をやるとその場所って弱くなるんですかね。
ちなみに私の２０代はなかなかの珍道中が多いので、風呂場ですっ転んだ時もいろんな出来事がありました。
２０代の珍道中はまた今度記事にしたいと思っていますので、ご興味のある方は待っててください。
話は戻りますが
ヒビってことはギプスをしなくてはならないのですが、理由はもうだいぶ前の事なので覚えてませんがギプスを装着出来るのが確か三日後だったんです。
それまで添え木みたいなのをしていろと。
これがまあ・・・ある程度固定はしてくれますが、痛くて足を地に着ける事が出来ないんですよ。
自宅でも、移動手段はホフク前進。階段も上りはゾンビのように這って上り、下りはお尻で一段一段下りる。
当然電車なんて乗れないし、会社に行ったところで一日中座ってるしかない。
事務職とはいえ座りっぱなしで出来る仕事ではないし、入社したばかりなので当然雑務がメイン。
動けなければ場所を取るいらない置物と一緒。そこにあるだけで宣伝効果があるカーネルサンダースさんや薬局の前に置いてある象さんとは訳が違う。
ああ・・・どうしよう。
せっかくこの年で未経験の事務職に挑戦させてもらえることになったのに、このままでは入社取消とかになっちゃうんじゃないか・・・
父に頼んで会社まで車を走らせてもらう。
ギプスさえすれば電車にも乗れるし、歩き回ってちゃんと仕事出来るので、３日後にギプスを装着したら働かせて下さいと涙目で経営者に訴える。
添え木に松葉杖で必死に訴える私に経営者は笑いながらギプスをしたら出てこいと言ってくれた。
後に経営者と社内行事の時にその事について話す機会があったのだけど、添え木に松葉杖で現れて必死に訴える私を見て、根性がありそうだと思ったそうです・・・
でもものすごく厳しい方で、その後はかなり辛いご指導を頂きましたよ。理不尽な事もたくさん言われて、怒鳴られて、毎日のように会社のトイレで泣いて、ばあやがもう辞めてしまうんじゃないかと心配してた。
その当時の経営者はもう亡くなったんですが、最終的には全面的に信頼して事務の事は全て任せてくれるようになりました。
今の万年課長があるのは、その経営者の厳しい指導と愛情のおかげだと思ってます。今となっては万年ですけどね😅
そんなわけで
大人が転ぶと大惨事なお話しでした。
本当に大惨事だから、体幹と足腰はしっかりトレーニングしなくてはと思います。
いくつになっても自分の足でしっかり歩きたいものです。←急に年寄り感を出してきた
お読みいただき万年家一同感謝です💚
ありがとうございました🐈🐾
